2023.06.17

CARS

あなたのちょっと古いクルマ見せてください! ポルシェ968(1993年型) ドイツから里帰りしたウィンブルドン・グリーンの極上フルオリジナルのミツワ物!!

目にも鮮やかなウィンブルドン・グリーン・メタリクの極上モノのポルシェ968(1993年型)

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924から始まるポルシェ・トランスアクスル一族の最後を飾った968。ウィンブルドン・グリーン・メタリックが鮮やかな極上車のオーナーはこれが初めての愛車だという、弱冠27歳の若者でした。

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ドイツで見つけたミツワ物

今年に入ってから千葉県木更津市にあるポルシェ・エクスペリエンスセンター東京では、毎月第3日曜日の朝、モーニング・ミッションと題したフリーのオーナーズ・ミーティングを開催している。



さる4月に開催された第4回のテーマは「トランスアクスル」。その会場で一際輝いていたのが、鮮やかなウィンブルドン・グリーン・メタリックの968だった。しかも内外装ともにフルオリジナルのティプトロニック仕様で、リアウインドウのミツワ・ステッカーも色褪せていない、新車のようなコンディションだったのである。

この968のオーナーは小林真さん。現在27歳と、新車の頃を知らない世代の小林さんが、なぜ968を選んだのだろうか?

「子供の頃から90年代のゴルフとか、ヴァナゴンとか古いフォルクスワーゲンが好きだったんですが、社会人になって初めて自分のクルマを買おうとした時、上司がシルバーの964のMTに乗っていて“こういう世界があるのか”と知ったのがきっかけですね」

フルオリジナルのインテリアは、樹脂類もツヤツヤと活きている素晴らしいコンディション。

小林さんが964を探し始めた19年頃は、まだ500万円台でも売り物を探せる状況だった。そこでウィンブルドン・グリーン・メタリックで走行距離を15万kmほど重ねた964を見つけたのだが縁がなく、次の売り物を探しているうちにドンドン相場が上がっていってしまった。

「個人的にウィンブルドン・グリーン・メタリックが好きで、色で探していたら、964以外にも93年の968、928にも同色の設定があることを知りました。いつかは911という気持ちはありますが、直線と曲面が混ざって、ちょっと928にも似たデザインが魅力的に見えてきたんです。値段も手頃ですしね」

ホワイトのシートも小さなひび割れをシートリペアで直しただけだという。

そこから小林さんは、色限定で売り物情報を検索。日本国内になさそうなのがわかると、海外にまでその検索範囲を広げた。そんなとき、ドイツ・ハンブルクのショップで見つけたのが、このミツワ物の968だったのだ。

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