2023.06.20

CARS

早くも日本上陸 アストン・マーティンDBシリーズの新作DB12初披露

アストン・マーティンが伝統のDBシリーズの新作となるDB12を日本で披露した。世界初のスーパーツアラーを謳う新型モデルが、フランス・カンヌでのワールドプレミアを果たしてから、ほんの数時間後のことだった。

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アストンらしさを踏襲

DB11の後継モデルとなるDB12はひと目でアストン・マーティンとわかるフォルムを有しつつ、新しい意匠の大型化されたフロント・グリルやヘッドライトを採用。前後ともトレッドが拡幅され、ボディ・サイズは全長×全幅×全高=4725×1980×1295mmで、全長はほぼ同等で、全高は+45mm、全幅は先代より30mmワイドになった。ホイールベースは2805mmを維持している。



680psのV8搭載

アルミ接着シャシーはねじり剛性を7%向上。搭載される4.0リッターV8ツインターボは680ps/800Nmと、従来比で145ps/125Nm強化された。これはカム・プロフィールや圧縮比の変更、ターボの拡大、冷却系の改善などさまざまなモディファイによるものだ。0-100km/h加速はDB11より0.4秒短い3.6秒、最高速度は16km/hアップとなる325km/hに達する。

脚まわりは新世代のアダプティブ・ダンパーに専用設計のミシュラン・パイロットスポーツ5Sを履く。電子制御式リア・ディファレンシャルなどとも相まって、走りのレベルも快適性も引き上げられている。

水平基調のダッシュボードを備える刷新されたインテリアはスコットランドの老舗ブランド、ブリッジ・オブ・ワイル製レザーに、手縫いのステッチが施される。ワイヤレスでのスマホ・ミラーリングにも対応する新型インフォテインメント・システム、バウワース&ウィルキンス製オーディオなど、快適装備も充実している。

日本でのデリバリーは今年末ごろとなる予定。価格は2990万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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