2023.07.07

CARS

早期の売り切れは必至かも 再び人気が高まっていたルノー・トゥインゴの生産終了が決定 

ルノー・トゥインゴの日本向けモデルの生産が年内で終了することが決定。7月3日から最後のトゥインゴとなる最終モデルの販売が開始された。1993年発売の初代以来、長らく支持を集めてきたルノーのエントリー・モデルが、30年間の歴史に終止符を打つ。

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愛らしいデザイン

モノフォルム・スタイルと愛らしいフロント・マスクが特徴的な初代は、6度の改良を経て14年間も現役を張った人気モデルになった。2代目は初代の基本コンセプトを踏襲しつつ、機能や装備の拡充、「GT」や「RS」といったスポーツ・グレードも設定された。



5ドアのRRへと大変身

3代目となる現行モデルは2014年発表。それまでの前輪駆動から、リア・エンジンの後輪駆動(RR)へとパワートレインのレイアウトを刷新し、ボディも3ドアから5ドアになった。その起因となったのはメルセデス・ベンツとの協業により、「スマート・フォーフォー」とコンポーネンツを共用するとともに、生産工場を集約である。RRへの移行は、全長のわりに広い室内と大きな前輪切れ角による優れた取り回しにつながった。



3グレード体系は変わらず

最終仕様となるトゥインゴは従来型と同じく、5段MTの「インテンスMT」、デュアルクラッチ式6段自動MTの「インテンスEDC」、開閉式のキャンパストップを備えた「インテンス・キャンバストップEDC」の3グレード展開。全車とも、スマートフォンのミラーリング機能に、Apple CarPlay対応のワイヤレス接続機能が追加された。

ボディ・カラーは、ジョンマンゴー(黄系)とブランクリスタル(白系)がラインナップから外れ、ソリッ・ドカラーのブルードラジェ(水色系)、ブランクォーツM(白系)とルージュフラムM(赤系)、グリリュネールM(グレー系)のメタリック3色の計4色。メタリック塗装はこれまでどおり4.1万円高となる。

価格は250万〜274万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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