2023.09.14

CARS

この乗り心地は凄い! スバルの最新SUV、注目のレヴォーグ・レイバックに試乗!!

スバルがレヴォーグ・ベースの新しいSUV、レイバックの試乗会を開催! 試乗会が行われたのはなんと佐渡島。なんでわざわざそんなところでと思ったけれど、走ったらわかりました。こりゃ、まるでラリーのコースだ!

advertisement


オフロード感なし

アウトバックやクロストレックなど、コア技術の4輪駆動を生かしたSUVが大人気のスバルが、レヴォーグをベースにした新たなモデル、レイバックを発売した。



これが今までのスバルのSUVとは随分雰囲気が違うので驚いた。何が違うのかというと、全然土の匂いがしない。しかもそれが狙いだという。アウトバックやクロストレックは、ガンガン、オフロードも走れることが売りで、実際それがアウトドア好きに受けて人気が出た。しかし、それとは逆にそこまでアウトドアっぽさは必要ないという理由で他メーカーを選んでいた人がいたのも事実。欲しいのは、オフロードもOKのアウトバックとスポーティなレヴォーグのちょうど真ん中あたり。

そこで目をつけたのが、ワイルドさは寸止めを効かせてあくまでも都会的でスタイリッシュなイメージを大事にしているアウディのオールロードやボルボのクロスカントリーといったヨーロッパのプレミアム・ブランドの戦略。モダンな都市生活者にアピールできるモデルを考えたとき、これまで派生モデルを持たなかったレヴォーグの新たな展開には、まさにうってつけのコンセプトだったというわけだ。

そんなレイバック、見た目はレヴォーグだが、フロント・グリルや前後のバンパーのデザイン、ブラック・モールの追加などでうまいことアーバンSUVのテイストを出している。車高も若干上がって精悍な感じもするが、オフロード感はほとんどなく、狙いどおりと言える。





内装も基本のデザインは変わらないが、シートの一部やセンターコンソール、ドアトリムなどにアッシュと呼ばれる明るいグレーを配して都会的な雰囲気を演出しているところがポイント。ただ、元のレヴォーグのデザインがけっこうビジーなので如何ともし難いが(特にインパネのデザイン)、もう少しプレミアム感があればもっと良かった。

一応、サイズをレヴォーグと比較してみると、全長は15mm長く、全幅は25mm広く、全高は70mm高い。最低地上高は200mmで55mm高い。プラスのほとんどがデザインの影響で基本は全くレヴォーグと変わらない。全高はプラス70mmと変化が大きいが、これはクロストレックと同じ225/55R18サイズのオールシーズン・タイヤの採用によるところが大きく、サスペンション・ストロークの拡大は若干にとどまる。また室内空間や荷室は基本レヴォーグと同じだ。搭載するエンジンはお馴染みの170馬力の1.8リッターのフラット・フォー・ターボ。トランスミッションはマニュアル・モード付きのCVTである。



無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement