2023.11.29

CARS

「次女が生まれたのに2シーターなんて意味がわからない」と奥さんに笑われた 以来17年、993型のカレラRSを所有し続けるオーナーの空冷911との付き合い方とは?

1996年型のポルシェ911カレラRSとオーナーの吉田さん。

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1台を長く乗り続けるのは、簡単なようで、なかなかできることではない。96年に三和自動車が輸入した993カレラRSに乗る吉田明史さんは、そんなクルマ好きが憧れるシチュエーションを実践する1人である。

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17歳になりました

ガレージのシャッターを開けると鮮やかなスピード・イエローに彩られた1996年型の911カレラRS(993型)が現れた。その姿は真夏の炎天下ということもあってか、神々しいくらいの眩しさを放っていた。

「知人のガレージの一角を借りて置かせてもらっています。環境的にもセキュリティ的にも、クルマを保管するには最適な場所なので」

そう話すのはポルシェクラブ西東京の会長も務める吉田明史さん。吉田さんが初めてポルシェを手に入れたのは97年のことだという。

実は本誌2013年6月号のポルシェ特集にもチラッとご登場頂いている吉田さんと993型のRS。素晴らしいコンディションはその時から変わらない。

「結婚してボルボ850ターボのワゴンを買ったのですが、同じ頃ボクスターが発売されて、これなら買えるかな? と思ったのがきっかけです。その際、会社の先輩の知人がポルシェクラブ西東京に入っていて、僕も入会することになりました」

そこでクラブのメンバーと親交を深めるうちに「1度は空冷に乗りたい」という気持ちが強くなった吉田さんは2年ほどでボクスターを手放し、993型のカレラSを手に入れた。

「本当はカレラRSが良かったのですが、長女が生まれたので2シーターは諦め、走行1300kmでMTのカレラSにしました」

ところがカレラSに乗り始めて6年ほど経ったある日、意外なオファーが舞い込むことになる。

「僕をクラブに誘ってくれた方が、このカレラRSのオーナーで、“乗らないから買わないか?”と電話があったんです。そこで悩んだ末、カレラSを手放して購入しました」

車内にはこのクルマの歴史の一部である、三和自動車の広告に掲載されたCG誌も。

吉田さんで2オーナー目になるこのクルマは、三和自動車が輸入したディーラー車で、昨年にはカーグラフィック誌の三和自動車の広告を飾ったこともある個体なのだ。

「ちょうど二女が生まれたタイミングだったので、妻からは“2シーターのクルマなんて意味がわからない”と言われましたが、以来ずっと持ち続けています。買った時は3万kmほどでしたが、今の走行距離は5万km。二女は今年で17歳になりました」

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