2024.05.23

CARS

マツダ6の実質的な後継車か? マツダが北京モーターショーで新しいセダン、EZ-6をお披露目

世界最大のEV市場である中国で4年ぶりに開催された「北京モーターショー2024」には、多くの新型電池自動車=バッテリーEV(BEV)などの電動車両が披露された。

2台のニューモデルを初公開

マツダも例に漏れず、新型電動車の「マツダEZ-6」(イージーシックス)」と新型電動車のコンセプト・モデル「マツダ創」(ARATA=アラタ)の2台のニューモデルを初公開している。



2024年中に中国で発売

EZ-6は、マツダと合弁事業のパートナーである長安汽車の協力のもと、長安マツダが開発し、製造を行う新型電動車(新エネルギー車)の第1弾。2024年中に中国で発売される。

マツダのデザインテーマである「魂動(こどう)―Soul of Motion」の元、デザインされているのが写真からもうかがえる。シンプルで伸びやかなクーペフォルムや薄くて長いヘッドライト、大型グリルが印象的だ。ボディ・サイズは、全長×全幅×全高=4921×1890×1485mmという堂々たる大きさで、ロング&ワイド&ローといえるシルエットが与えられている。



BEVとPHEVの2機種

パワートレインは、BEVとプラグイン・ハイブリッド(PHEV)の2機種が設定されている。BEVは、前50:後50の重量配分を実現。サスペンションはフロントがストラット式、リアはマルチリンク式を採用。高速走行時の安定性を向上させる電動リア・スポイラーも用意されている。
 
また、ドライバー支援機能や事故被害の低減を図るインテリジェントドライブ機能、車外からでも音声操作が可能だというインテリジェント・パーキング機能、音声やタッチ、ジェスチャーなど多様な方法での操作が可能なスマートキャビンなど、安全性や利便性を高める運転支援機能が採用される。

航続距離は、BEVモデルが約600km、PHEVモデルは1回の給油で1000km以上を想定しているという(航続距離は暫定値。BEVはCLTCモード、PHEVはCLTC総合モードで測定)。



文=塚田勝弘

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement