「コスパがスゴイ!!」と佐藤久実（モータージャーナリスト）が5台の注目輸入車に試乗して思わず唸ったのが、このクルマ！

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佐藤久実さんが乗ったのは、ヒョンデ・アイオニック5ラウンジ、ジープアベンジャー・アルティチュード、BMWアルピナB3 GT、アストンマーティン・ヴァンテージ、フォルクスワーゲン・ティグアンeTSI Rラインの5台

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BMWアルピナB3 GT「七変化を楽しむ！」

ベース車こそBMWだが臓物からディテールに至るまでコンバートしたりオリジナルを作ったり。すべてはアルピナの乗り味を作り出すためで、「手段と目的がひっくり返ることはありません」と。説得力あるわー。

BMWアルピナB3 GT

そして、アルピナは「チューナー」ではなく「メーカー」たる所以に改めて納得する。このクルマ、何がスゴイってドライブ・モードによって変化するドライブ・フィールのワイド・レンジっぷりがスゴイ！　コンフォート・プラスにすると、“ちょっぴりマッシブなフランス車”と思えるほどのしなやかさだし、デフォルトのコンフォートはフラットライドで快適、まさにグランドツアラーらしい乗り味。そしてスポーツにすれば従来のスポーツ・ラグジュアリーな走りよりスパルタンな印象が強まっている。とにかくキャラ変のワイド化が凄すぎる!!

もちろん、スムースでトルクフル、そしてさらなるパワーアップも図られた直列6気筒ビ・ターボ・エンジンのキャラクターや、より洗練されたデザインもこのクルマの魅力ではあるけれど。

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