「こんなクルマが似合う大人になりたかった」と大井貴之（モータージャーナリスト）が思わず叫んだ輸入車とは？

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大井貴之さんが乗ったのは、アウディSQ8スポーツバックeトロン、ルノー・アルカナ・エスプリ・アルピーヌ、ロールス・ロイス・スペクター、マクラーレン750Sスパイダー、マセラティ・グランカブリオ・トロフェオの5台

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マクラーレン750Sスパイダー「超絶シャシー・コントロール！」

真冬、タイヤが発熱していない状態で走らせるスーパー・スポーツカーは本当にヤバい。特に2WDのミドシップとなるとフロント・タイヤはなかなか目覚めず苦労する。

1326kgの車体に750psともなるとそれはもう危険極まりない領域なのだが、会場に設定されていた100km /hちょっとまでの加速とフル・ブレーキ、そして狭いスラロームという750Sにとっては低過ぎるスピード・レンジでも、プロアクティブ・シャシー・コントロール（PCC）の威力で見事に路面を捉える。

720S時代と比べると若干当たりが強くなった印象のPCC3ではあるが、市販車とは思えないダウンフォースも手伝ってタイヤは常にしっかりと路面を捉える。

4リットル、V8ツインターボは意外な程静かだが音質は最高！　パワーはまさに底無し！　どんなスピードからでも2速や3速と同じように強烈な加速をする。

そしてブレーキングは超絶！　ハード・ブレーキが始まった瞬間に立ち上がるリア・スポイラーが車両姿勢を安定させ、ツーリングカーの領域を超えた制動力を発揮する。

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