2025.06.22

CARS

【動画公開中】アルファードとは「違うドキドキ」があった! EVで復活したワーゲンバス「ID.Buzz」の心が弾むミニバン体験

6月20日に行われた「ID.Buzz」発表会では、初代ワーゲンバス「タイプ2」と並べてお披露目された。

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かつて「ワーゲンバス」として世界中で愛され、自由と冒険の象徴として世界中の人々の心をつかんだクルマが、最新の電動テクノロジーを身にまとい、「ID.Buzz(アイディー・バズ)」としてカムバック。日本での発表会の様子と、いち早くチョイ乗りした第一印象をお届けします!

「ワーゲンバス」のDNAを受け継ぐ「ID.Buzz」がついに日本上陸!

フォルクスワーゲン ジャパンは6月20日、待望のフル電動ミニバン「ID.Buzz」を日本市場に正式導入し、同日より受注を開始した。「ID.Buzz」は、1950年に誕生したフォルクスワーゲン・タイプ2(通称「ワーゲンバス」)のDNAを継承しつつ、フォルクスワーゲン・ブランドの新たなアイコンとして開発された意欲作である。ドイツ・ハノーバーの商用車工場で生産され、日本市場では現時点(2025年6月20日)で、唯一の3列シート搭載EVミニバンとして展開される。

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まず、注目すべきは外観デザインで、短いオーバーハングと丸みを帯びたシルエット、そして大きなフォルクスワーゲン・ロゴを掲げたフロントフェイスが印象的だ。クラシックなツートーンのボディカラーとスライディングウィンドウを備え、「ワーゲンバス」を彷彿とさせるレトロモダンなスタイリングを実現している。ただし、ブランドディレクターのイモー・ブッシュマンさんは「これは単なる懐古主義ではなく、ブランドの未来を具現化したもの」と強調する。



インテリアは、まるで広々としたラウンジのような空間を演出。ポップなデザインでありながら、上質な素材選びと丁寧な作り込みによって、想像以上のプレミアム感を醸し出している。実用面では、USB-C充電ポートが3列目まで完備されるなど、使い勝手の良さも特徴だ。シートアレンジは、6人乗りのノーマルホイールベース仕様「Pro」が2列目をウォークスルー可能な2-2-2の3列シート構成、7人乗りのロングホイールベース仕様「Pro Long Wheelbase」が2-3-2のレイアウトとなっている。



7人乗りのロングホイールベース仕様の「Pro Long Wheelbase」

全幅1985mmと全高1925mmは両モデル共通だが、全長とホイールベースが異なる。「Pro」は全長4715mm、ホイールベース2990mmに対し、「Pro Long Wheelbase」は全長4965mm、ホイールベース3240mmとなっている。ロングホイールベースモデルのラゲッジスペースは最大2469リットル確保され、シートの取り外しなど様々なアレンジが可能だ。





走行性能については、「Pro」「Pro Long Wheelbase」両モデルとも、最高出力286ps、最大トルク560Nmを発揮する電気モーターをリアに搭載し、後輪駆動を採用している。バッテリーパックは車体床下に配置することで、低重心と優れた重量配分を実現している。

リチウムイオンバッテリー容量は、「Pro」が84kWh、「Pro Long Wheelbase」が91kWhと異なり、一充電での航続可能距離はそれぞれWLTCモードで最大524km、554kmとなる。DC充電(直流電源を用いた急速充電方式)は最大150kWにも対応しており、短時間での急速充電も可能なので長距離ドライブでも安心して走行できる。さらに、全車には「トラベルアシスト」「レーンアシスト」をはじめとする先進の安全・快適装備を標準搭載している。





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