2025.09.05

CARS

新しいベントレーのコンチネンタル GTとGTCで軽井沢までドライブ 目的地は美食の聖地と言われるレストラン

試乗車は6リッター12気筒の後継と位置付けられている、ウルトラ・パフォーマンス・ハイブリッドと呼ばれるプラグイン・ハイブリッド・システムを搭載するGT スピードとGTC スピード。

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新世代のベントレー

冒険旅行というわけではないけれど、ちょっとしたグランドツーリングに最新モデルのコンチネンタル GTとGTCで行ってきた。

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試乗車は6リッター12気筒の後継と位置付けられている、ウルトラ・パフォーマンス・ハイブリッドと呼ばれるプラグイン・ハイブリッド・システムを搭載するGT スピードとGTC スピードである。一見するとあまり変わっていないように見えるが、コンポーネントの68%を一新した、文字どおり新世代のベントレーだ。



そんな新しいコンチネンタル GT スピードとGTC スピードは、先代までのモデルのようにベントレーらしいとびきりの旅ができるクルマになっていたのか。目的地の軽井沢を目指してまずはGT スピードでスタートした。

撮影のために朝7時北軽井沢の鬼押ハイウェー集合となると、東京郊外の自宅を出発するのは夜明け前だ。普通なら大排気量のエンジンを始動するには気を遣う時間帯だが、ドライブモードをBにしておけばエンジンは始動しない。元々スーパーカーのような爆音系ではないが、EV走行ができるのは、大排気量車にはありがたい。



コンチネンタルGTのコックピットは相変わらずイギリス車好きの期待を裏切らない。着座位置が低くやや屹立したダッシュボードのおかげでコックピットに潜り込んだように感じるのは英国車の伝統だ。

室内のデザインの基本は先代とほとんど変わっていないように思える。ローレット加工が施されたロータリースイッチや独特な形状のエアコンの送風口、くるりと回転するとアナログ・メーターが現れる工芸的な雰囲気のクラシカルなインパネが旅情を誘う。



それにしてもと思うのは、随所に使われている革の質感の素晴らしさだ。どんななめし方をすればこうなるのか。特にサラリとしていながらしっとりと手のひらに吸いつくようなレザーのステアリングは、旅の気分を大いに盛り上げる。

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