2025.09.05

CARS

新しいベントレーのコンチネンタル GTとGTCで軽井沢までドライブ 目的地は美食の聖地と言われるレストラン

試乗車は6リッター12気筒の後継と位置付けられている、ウルトラ・パフォーマンス・ハイブリッドと呼ばれるプラグイン・ハイブリッド・システムを搭載するGT スピードとGTC スピード。

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食の冒険

さて、そんな2台のコンチネンタル GTで目指した今回の旅の目的地は、「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」というオーベルジュだ。ロビーラウンジには暖炉の薪の匂いが漂う静かなオーベルジュだが、ここは美食家の聖地と呼ばれている。

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■THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田 客室は本館28室、ヴィラ9室の全37室。1泊2食8万4000円~(2名1室利用時1名料金)。長野県北佐久郡御代田町大字塩野375番地723 Tel.0267-31-5680(代表)www.hiramatsuhotels.com/miyota/

美食家たちが注目するHIRAMATSUのフラッグシップ・オーベルジュ、「THE HIRAMATSU 軽井沢御代田」は、軽井沢の西側、浅間山の南の裾野に広がる御代田の浅間サンライン沿いにある。

24席のフランス料理店「ひらまつ亭」が西麻布にオープンしたのは1982年。現在は日本各地にその土地の食材を生かしたレストランやオーベルジュがある。「滞在するレストラン」というコンセプトに多くの食通たちが共感し、THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田は森のグラン・オーベルジュとして2021年にオープンした。

森に囲まれた眺めの良い斜面にあり、落ち着いた雰囲気のロビーラウンジには暖炉の薪の匂いが漂う。

ベントレーのコンチネンタル GTが冒険旅行のためのクルマなら、THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田は食の冒険を楽しむ場所だ。総料理長としてメインダイニングの「ル・グラン・リス」で腕をふるう柳原章央氏は、季節の旬を味わう同じ食材を使う料理でも、オープンからこれまでほぼひと月半ごとに変わるメニューで同じ内容を提供したことはないという。

全室南向きで遠くに八ヶ岳連峰を望む本館の客室は28室。長期滞在も可能なキッチンを備えた122平方メートルのヴィラも9棟ある。



これほど好奇心を刺激する話はない。メニューが変わるたびに驚きがあり、毎年同じ季節に訪れても必ず新しい発見がある。これが美食家たちの聖地と言われる所以であり、コンチネンタル GTを駆る冒険家にはぴったりの場所ではないだろうか。

この時期、旬の食材は鮎だ。はたしてどんな料理なのか。わくわくしながら待つとしよう。

今回のグランドツーリングでは、あらためてベントレーが旅をするとすこぶる楽しいクルマだということが実感できた。さて次のベントレーの旅は、どこへ行こうか。

文=塩澤則浩 写真=望月浩彦 取材協力=THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田

右の写真は焚火を囲んで語り合える人気のアウトドアラウンジの「TAKIBIラウンジ」(撮影用にクルマを置いたが通常は車両進入不可)。

(ENGINE2025年9・10月号)
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