「リラックスできるから」と、オープンカー生活を楽しんでいる浅沼さん。コンパクト・オープンスポーツという立ち位置の近い2台を所有しているが、ドライブを一年中楽しみたいという浅沼さんにピッタリな組み合わせだったのだ。
いつお会いしてもお洒落で、ゴールドの頭髪がよく似合っている浅沼さんは、東京・立川にあるHAREKE(ハレケ)という美容室・美容院のオーナーだ。
仕事柄、オープンカーをファッションのひとつとして捉えており、人に見られることを意識しながら品よく乗ることこそがオープンカーの楽しみ方であるとずっと考えてきた。
「若い頃に初代フォルクス・ワーゲン・ビートルのカブリオレに憧れましてね。サーファーがさりげなく使い倒しているのを見て、自分もあんな風にカッコよく、お洒落に乗りたいなと思いました。そしていつの日か、オープンカーを買うぞと心に誓ったんです」
そうは思ったものの、本業のほうが忙しかったりして、なかなかオープンカーを購入するチャンスは訪れず、結局、2004年に買ったBMW・Z3が浅沼さんにとって最初のオープンカーとなった。
「ハレケを1993年にオープンし、10年ほど頑張ったとき、ようやく“オープンカーを買ってもいいかな”と思えるようになったんです。それで、オートモービルアシスト・ブレスというスペシャル・ショップにお願いして、Z3を探してもらいました。その後、Z3からジャガーXJ -Sコンバーチブルに乗り換えたりして、どんどんオープンカーにハマっていってしまいましたね」
浅沼さんはZ3以降、常に屋根が開くクルマを愛用している。
Z3に乗るときにもオシャレをしていたそうだが、ジャガーに買い替えてからもっとオシャレするようになり、ジャケットとハットのアンサンブルを楽しみつつ、お気に入りの箱根の十国峠周辺を走り回っていたという。
クルマに乗って緊張を解くということを追求した結果、浅沼さんは2011年に快適なW113型の2代目メルセデス・ベンツ280SLを手に入れた。同時期にタイプ991のポルシェ911タルガも愛用していたが、浅沼さんによると、こちらはセミ・オープンカーという位置付けで乗っていたのだという。
SLや911以前にアストンマーティンV8シリーズ4オスカー・インディアやチンクエチェントことフィアット・ヌォーヴァ500も所有していたが、チンクのほうは911タルガと同じようにセミ・オープンカーという認識だったそうだ。
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