BELL & ROSS(ベル&ロス)/BR 03-92
ダイバー レッド ブロンズ もともと航空計器から発想したユニークなスクエアケースをベースにしてISO6425規格に準拠する本格ダイバーズウォッチに仕立てたのが2017年に誕生した「BR 03-92 ダイバー」。シリーズ最新作は経年変化が楽しめるブロンズケースにレッドダイアルと同色の 回転ベゼルを組み合わせ、ワン&オンリーのデザインを引き立てる。自動巻き。ブロンズケース、ステンレススティール裏蓋、ケースサイズ42㎜、300m防水。世界999本限定。57万2000円。

ブロンズやレッドに合わせたマロンのカーフストラップと、付け替え用のラバーストラップの2本が付属し、タウンからマリンスポーツに対応。
BELL & ROSS 新作速報デザインセンスの良さと本格的な高機能を持ち味とするフレンチブランドのベル&ロス。その特色を表現する近年のモデルのひとつが、ブロンズスクエアケースでダイバーズウォッチのISO6425規格に準拠する「BR 03-92 ダイバー」だ。2018年のブラックに始まり、グリーン、ブルーと続き、今年はブロンズを一段と引き立てるホットなレッドが仲間入り。同じく角型の「BR 03-92」では、機能的なGMTモデルやレトロな雰囲気を醸すゴールデンヘリテージの新作も登場。また、変わった手法のカラーダイアルとしては、全面が夜光仕様の「BR V2-94 フルラム」にも注目だ。
BELL & ROSS(ベル&ロス)/BR V2-94 フルラム
ヴィンテージスタイルを特長とするベル&ロス定番のクロノグラフのダイアルを全面的に夜光塗料のスーパールミノヴァでコーティング。明るいところでは淡いブルーグリーン、暗いところでは濃いグリーンに発色し、その視認性もまたユニーク。自動巻き。ステンレススティール、ケース直径41㎜、100m防水。59万4000円。

BELL & ROSS(ベル&ロス)/BR 03-92 GMT
航空との結びつきが強いベル&ロスは、2007年から「BR 03」に第二時間帯表示が可能なGMT機能を搭載してきた。最新作は、24時間リングを昼夜を示すレッドとブラックの2色で彩り、さらに両方向の回転機能を加えて第三時間帯の表示も可能にした。自動巻き。ステンレススティール、ケースサイズ42㎜、100m防水。49万5000円。

BELL & ROSS(ベル&ロス)/BR 03-92 ゴールデン ヘリテージ
レトロなミリタリーテイストが人気を呼ぶ「ゴールデン ヘリテージ」の新作は、漆黒のガルバニックダイアルを採用してアップデート。ローズゴールドの数字やインデックス、針などがブラックに一段と映え、スタイリッシュな味わいを強調する。自動巻き。ステンレススティール、ケースサイズ42㎜、100m防水。47万8500円。
時計ジャーナリスト・菅原 茂はこう見た!ダイバーズウォッチを本来の用途で着ける人はごく限られている。むしろ日常づかいの高機能時計としてそれを着けるのが一般的。だから、決め手はかっこいいかどうか。ブロンズの角型ダイバーズは、マリンスポーツに使える本格仕様ながら、オシャレ感も格別だ。なにかハイパワーのレースカーを街で乗り回す、そんな快感に通じるものがありはしないか?ENGINE編集部・前田清輝はこう見た!昨年に日本限定モデルとして登場した赤いダイアルのブロンズモデル。今年はベゼルにもレッドをまとってレギュラーモデルとして新登場。やはり赤とブロンズの組み合わせのカッコ良さは万国共通なのだと実感。一方で見逃せないのが、個人的にも愛用しているGMTモデルが両方向回転ベゼルを採用してリニューアル。うーん、このモデルも欲しい……。文=菅原 茂/前田清輝(ENGINE編集部)(ENGINE 2021年6月号)