2022.05.15

CARS

外観よりもむしろ中身の進化に驚いた! トヨタの主力ミニバン、ノア/ヴォクシーの新型に試乗

トヨタ・ヴォクシー・ハイブリッドS-Z

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2リッター・ガソリンと1.8リッター+モーターのハイブリッドがあるパワートレインは、前者が好印象だった。力に不足はなく、上まで滑らかに回るのでストレスはない。後者はモーターなどの補機が多いためか、音の気持ち良さで一歩譲った。

制約が多い構造なのに

ライバルのようにエンジンやモーター、バッテリーの容量を増やせば、エンジンを回さなくても同等の加速は得られると思われるが、トヨタとしては付加価値を与えることよりユーザー負担を抑えることが重要と考え、この内容にしたという。

トヨタ・ヴォクシー・ハイブリッドS-Z E-Four

日本メーカーのミニバンは、乗降性を優先するためにサイド・シルを持たない構造が一般的だ。なのでルノー・カングーやシトロエン・ベルランゴのようなハンドリングを望むことは難しいものの、制約の多い構造の中で快適な乗り心地と安定したハンドリングを両立していた。

全車3ナンバー・ボディになったことも新型の特徴だが、実際は30mmの拡幅にすぎないので、取り回しはまったく問題なかった。むしろフェンダーまわりの造形が立体的になったと、プラスに捉える人もいるのではないだろうか。

トヨタ・ノア S-G

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