2022.07.04

CARS

売れっ子スタイリストが愛してやまないヒストリック・シトロエン! SMがもたらしてくれる素晴らしき喜びの世界!!

1年半かかってオランダで見つけたのがこのクルマ。2019年7月に納車されたシトロエンSM。

全ての画像を見る
シトロエンの専門店、アウトニーズが提供するちょっと古いシトロエンとの極上生活「オリジナルパーツにはこだわりません」

1998年の創業以来、一貫してクラシック・シトロエンの輸入、販売、整備を行うのが、京都・伏見にガレージを構える「アウトニーズ」だ。上野さんがここにたどり着いたように、お客様に寄り添う営業スタイルが、オーナーとその予備軍からの支持を集めている理由と言えるだろう。その実情を同社の中川工場長に聞いた。

advertisement


「上野さんのようにインターネットなどで検索されて私どもに問い合わせされるかたは多いですね。DSもそうですが、特にSMはそうそう市場には出回ってきません。私どもでは提携している海外のファクトリーとのネットワークを使い、お客様が希望されるモデルを探し出しています。それを納得いただいたうえで輸入し、日本の環境にあった仕様に仕上げてご提供いたします」。

ここで重要なのは、アウトニーズでは必ずしもオリジナル・パーツにこだわらないというところだ。「やはり乗っていただくからには長く楽しめるものを提供したいと思っています。そのためには現代の環境に適したパーツを選択する必要があります。もちろんお客様の要望にもよりますが、我々としてはオリジナルにこだわるのではなく、確かなパーツを組み込んで安心を提供するというのがポリシーです」。

それにより“お時間をいただいてしまって申し訳ない”と恐縮する中川さんだが、スペシャリストが知る弱点を徹底的に克服したうえで送り出されるからこそ、上野さんのような平穏なヒストリック・シトロエン生活が過ごせるのである。

▶「ちょっと古いクルマが面白い!」の記事をもっと見る



(ENGINE2022年6月号)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement