2022.11.08

CARS

マセラティの新しいオープン・カー、グランカブリオ擬装姿で登場

マセラティが先日発表されたばかりの新しい2ドア・クーペ、新型「グラントゥーリズモ」のオープン・モデルとなる新型「グランカブリオ」の擬装したプロトタイプの写真を公開した。

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現在、テスト・データを取集中

写っているのはマセラティの本拠地であるイタリア・モデナの市街地での走行風景。現在、グランカブリオは開発テストの初期段階にあり、公道のみならずサーキットをはじめとしたさまざまなシチュエーションで、最終的なチューニングを最適化するためのデータ収集を実施中だという。



ソフトトップの4座オープン

厳重な偽装を施されているが、基本的には先行して発表されたクーペ・ボディのグラントゥーリズモと共通するデザインに、ソフトトップを装着していることが見て取れる。詳細は明らかにされていないが画像を見る限り、オープンスポーツ・モデルとしては十分な後席スペースも確保されているようだ。

パワートレインについては電気自動車=バッテリーEV(BEV)仕様のグレードである「フォルゴーレ」にのみ言及されている。グラントゥーリズモともどもマセラティ初のBEVとなり、761ps/1350Nmの4輪駆動パワートレインはグラントゥーリズモと共通になるだろう。



EVとガソリンの二刀流になるはず

また、おそらくはエンジン車も用意されることになるはずだ。グラントゥーリズモではMC20にも搭載されるネットゥーノと呼ばれる副燃焼室を備えた3.0リッターV6ツインターボに8段ATと4輪駆動が組み合わされ、490ps/600Nmの「モデナ」と550ps/650Nmの「トロフェオ」の2タイプを展開するが、グランカブリオにもこれらのいずれか、もしくは両方の設定が見込まれる。

発売は来年、すなわち2023年を予定している。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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