2023.10.15

CARS

エンジンの出力アップと新型LSDを採用 さらに運転支援を充実させた新型マツダ・ロードスター登場

マツダがND型とも呼ばれる現行型で4代目となる2ドア・オープンスポーツ、「ロードスター」の大幅改良を発表した。

運転支援装置が大幅に進化

今回の変更で最も大きな改良が先進安全機能の充実だ。フロント・グリルの左側にレーダーを新設することで最新の機能を多数採用。約15km/h以下で後退中に左右や後方からの接近車両を検知し、衝突被害軽減ブレーキを作動させるスマート・ブレーキ・サポートを全モデルに標準装備したほか、ロードスターの「S」と「NR-A」を除くモデルにマツダ・レーダー・クルーズ・コントロールを設定した。



MTに新機構LSDを採用

走行性能面では、1.5リッター・エンジンを国内のハイオク・ガソリンに合わせて再セッティングすることで最高出力を4psアップ。MT車では1.5リッター、2.0リッターともに加減速双方のアクセル・レスポンスを改善するとともに、姿勢安定制御装置の「ダイナミック・スタビリティ・コントロール」(DSC)にサーキット走行を想定した「DSC-トラックモード」を追加した。

さらに「ロードスターS」以外のMT車にアシンメトリックLSDを採用。加速時と減速時の差動制限力を変化させることで後輪接地荷重変化に応じた旋回挙動の安定化を図った。また、電動パワーステアリングも改良し、ステアリング・ラックの低摩擦化やモーターアシスト制御の緻密化により自然でスッキリしたフィードバック感を実現している。なお、スプリングやダンパーなどサスペンションの設定は従来型のままだ。



エクステリアの変更は最小限

ソフトトップ・モデルの「ロードスター」、リトラクタブル・ハードトップ・モデルの「ロードスターRF」ともにエクステリアの変更は最小限。フロントまわりではデイタイム・ライトを変更、リアはテールライトの内側デザインをより立体感を強めた造形としたほか、灯火類をすべてLED化。また、ホイールにスポークの伸びやかな新デザインを採用している。ボディ・カラーに新色のエアログレーメタリックを追加したのもトピックだ。

インテリアには8.8インチの新型センターディスプレイを採用。前方視界確保やエアバック干渉回避のため、フレームレス構造として画面のフチを可能な限り狭くした。また、スマートフォンアプリで車両の状態を確認したり、事故の際に自動で救急車を手配するコネクティッドサービスも導入している。



Vスペシャルを彷彿させる新グレード追加

グレード体系も変更。ロードスターに新機種の「SレザーパッケージVセレクション」を追加。初代NA型の「Vスペシャル」を彷彿させるシックな装いが特徴で、ベージュのソフトトップやスポーツ・タンカラーのナッパレザー・シート、合成皮革トリム、ボディ同色の電動リモコン、手動可倒式ドアミラー、高輝度塗装の16インチホイールを装備する。なお、当初は1年間の限定販売の予定が好評に付き延長されていた「990S」は今回の変更を機にラインナップから落とされた。

新型ロードスターは現在予約受付中で、発売は2024年1月中旬を予定している。

価格は、ロードスターが289.85万〜367.95万円、ロードスターRFが379.61万〜430.87万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement