2023.10.31

CARS

アストン・マーティンもル・マンのトップ・カテゴリーに挑戦 2025年からヴァルキリーを投入

レットブルF1チームが開発に携わったアストン・マーティンのスーパー・スポーツカー、「ヴァルキリー」のレーシング・プロトタイプで、2025年からFIA世界耐久選手権(WEC)とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のハイパーカー・クラスに参戦する。

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デイトナ24時間とセブリング12時間もターゲット

WECにはル・マン24時間、IMSAにはロレックス・デイトナ24時間とセブリング12時間という、最高峰の耐久レースが含まれる。それらの頂点を目指すべくレースパートナーに選んだのは、アストン・マーティンで耐久レースを制した経験を持つハート・オブ・レーシング(HoR)だ。



ハイパーカー・クラス(LMH)で参入

ヴァルキリーは2021年にサーキット専用車の「AMRプロ」を設定。この時点でWECのハイパーカー・クラス(LMH)参戦は想定されていたが、AMRプロはWECのレギュレーションを厳密にクリアするものではなかった。そのため、LMHとIMSA GTPの規定に適合するべく、アストン・マーティンのパフォーマンス・テクノロジー部門はF1チームのシルバーストーン本部に併設されたAMRテクノロジー・キャンパスで開発に着手した。

カーボン製シャシーのミドシップには最高回転数11000rpm、最高出力1014psというロードカー用のコスワース製6.5ℓV12自然吸気を改良して搭載。ロードカーに採用されたハイブリッド・システムを排除して重量を削減するとともに、参戦クラスの性能調整要件や長距離レースを戦い抜く耐久性を考慮して、さらなる強化が図られる。



GT3とGT4もニューマシンに

このほか、2024年から導入されるLM・GT3規定や既存及び新規のGT規定すべてに準拠する新型GT3とGT4マシンをヴァンテージ・ベースで開発中だ。これによりアストン・マーティンは2025年以降、F1と欧米のスポーツカー及びGTレースの全クラスに参戦する、唯一のメーカーとなる見込みだ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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