2023.12.09

CARS

「クルマ好きの父を看取ったときに、後悔のない人生をおくらなければダメだと思った」 亡き父が背中を押した996型GT3オーナーの911ストーリーとは

2001年型911GT3とオーナーの池田さん。

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丸目でない唯一のポルシェ911が大嫌いだったのに。サーキットに行かない自分にはオーバースペックなGT3だったのに。いまではどちらもこなれた感じがあって大好きだというオーナーです。

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996しか知らないんです(笑)


ウーッと唸るような低い音とともに、黄色い996型GT3が公園の駐車場に滑り込んできた。ちょっと懐かしく思えたのは『エンジン』創刊時に黒い個体が長期リポート車の第1号車として、編集部にあったからである。当時はモンスターとしか思えなかったけれど、いまこうして見るとそれほど異端な感じがしない。黄色というボディ・カラーのせいだろうか、可愛いという感じさえする。

日常での使い勝手を向上させるため、フロントを約1cm上げたそうだ。「それでもアゴを擦らないように気を使います。逆に言えば、気を使うところはそれぐらい。めちゃくちゃレスポンスが鋭いクルマなのに、普通に使えるのが911のいいところですね」(池田さん)。


オーナーは池田達哉さん。襟元に巻くスカーフが白いシャツとグレーの髪によく似合っている。オシャレな人だ。

「これは2001年式になります。2019年に走行3万km弱の状態で購入しました」

911はこのGT3が2台目で、996型のカレラ2からの乗り換えだという。

「つまり、僕は911乗りといっても996しか知らないんです(笑)」と、謙遜する池田さんだが、子供の頃から大のクルマ好きで、これまでにBMW325i(E30)、アルピナC1-2・3(E21)、メルセデス・ベンツE280ワゴン(S124)、三菱コルト・ラリーアート・バージョンRスペシャルなどを乗り継いできたエンスーである。

「ポルシェが大好きになったきっかけは、小学校のときに流行った『サーキットの狼』です。大人になったら早瀬左近のナナサンカレラに乗ると決めていました(笑)」

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