2024.03.02

CARS

「チンクエチェントで人生の楽しみが広がった!」 フェラーリ・カリフォルニア、アストン・マーティン・ヴァンテージ・ロードスター、フィアット500C 3台のオープンカーを家族で楽しむ!

フェラーリ・カリフォルニア(2011)、アストン・マーティンV8ヴァンテージ・ロードスター(2008)、フィアット500C(2012) 3台の白×赤オープンカーを家族で楽しむオーナーの佐藤さん

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ドバイ並行モノのフェラーリ

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フェラーリ・カリフォルニアを購入したのは4年前。東京に住んでいた佐藤さんが仕事の都合で地元の神戸に戻ってからまもなくのことだ。

「当時、実家のクルマだったBMWアクティブ・ハイブリッド7にもマイナー・トラブルが続き、大きな問題が起こる前に手放そうかという話をしていました。ちょうどその頃ポルトフィーノを運転する機会があり、フェラーリの世界観も良いなぁと思ったんです。それなら、僕にピッタリなクルマがあるじゃないか! と」

という剛さんに、お父様も続く。

「7シリーズは認定中古車で安く買えたけれど、当時から値落ちの激しさにびっくりしていました。クルマはある意味で資産だから、同じお金を出すなら、価値が残るクルマの方が嬉しいですよね。そう考えるとフェラーリも良いなと思うし、以前、東京でカリフォルニアを見てから実は気になっていたんです(笑)」





晴れて親子で意気投合。早速探して見つけたのが今の愛車だ。

「はじめは水色も興味があったけど、日本で乗るには爽やかすぎる。どの場面にも馴染む色にしようと思いました。それにこの個体、何か惹かれるものがあったんです」(剛さん)

「アストンが来てから、オープンは白×赤が良いと思っていて。ポルシェ911も良いクルマだけど、街でたくさん走ってる。値段もあまり変わらないし、他の人と被らないからこれが良いな、と」(お父様)



ところが1つだけ懸念点があった。

「僕が感じた特有の雰囲気の正体、これ、ドバイ並行輸入なんです(笑)。正規モノより少し安かったけど、それほど大きな差ではなかったし、中古並行、それも中東なんて“安かろう悪かろう”ではないかと心配で。でも店の人が“これは間違いないです、大丈夫ですから!”と言うし、向こうではひとりの人が大事にしていた記録がびっしり残ってる。それに、中東の、あのエキゾチックな世界を走っていたクルマなんだと考えるとワクワクしてきちゃって(笑)」(剛さん)

期待と不安を抱えながら、初めてのイタリア車、フェラーリ・カリフォルニアとの生活が始まった。



「カリフォルニアに乗り始めてから、イタリア車の世界にもハマりました。ヴァンテージは圧倒的に曇り空のクルマだけど、これはもっと陽気な感じ。イタリアの洋服も好きで持っているから、合わせたら華がある。色も正解でした。海のそばで見たら爽やかだけど、夜の繁華街に乗っていくとちゃんとその顔になる(笑)。イタリア車、良いかも! 面白いぞ!」

このときも、佐藤さんのメイン・カーは冒頭のダブルシックスだったが、こんなことを思ったという。

「ジャガーはいよいよ故障が続き乗れない期間が長くなるばかりで、持っている意義が薄れつつあった。でも、フェラーリはいつも好調。一番信頼できるし、意外とまともなクルマ造りをしているんだなって(笑)」


チンクが人生を広げてくれた!

とはいえフェラーリを普段使いするには不便もある。そこで白羽の矢が立ったのがフィアット500Cだ。

「オシャレな足車が欲しい! アシでも、買うからにはちゃんと愛せるクルマが良い。500Cは見た目も走りもカワイイし、5つ星ホテルなんかに乗り付けても恥ずかしくない、サマになる雰囲気を持っている。それでいて使い勝手が良くて、屋根も開く。段差を気にすることがないのも良いですね(笑)。3年前に買ってから、あまりに楽しくて、もう5万キロも乗りました」

「皆に聞かれるんですけど、家族の移動はこのクルマです。色は、先にあった2台が白×赤だから、じゃあこれも、と」(剛さん)。



ダブルシックス無き今、佐藤さんが普段使いするクルマは500Cだ。

「これでジムに行って、屋根を開けて夜風を浴びながら帰るのがすっごく気持ち良いんです。これまで大きいクルマが好きで、こんな小さなクルマに乗るなんて考えもしなかったけれど、僕の人生においてチンクエチェントの良さに気づくことができたのは本当に良かったです。人生の楽しさが広がったと思います」

佐藤さんにとって、クルマはどんな存在ですか。

「ともに思い出を創っていける仲間です。好きなものは出来るだけ使い続けたいから、これだ! というクルマをずっと大切にして乗っていきたいですね。この3台に共通しているのは、時間が経ってもずっと色褪せない“タイムレス”なクルマであることで、賞味期限が無いと思うんです。この3台と一緒に過ごせるなら、もう欲しいクルマはありません」

文=村山雄哉(ENGINE編集部) 写真=茂呂幸正



(ENGIN2024年2・3月号)

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