2024.09.04

CARS

ヤフオク7万円のシトロエン・オーナー、エンジン編集部ウエダのパワステ地獄! 原因は動脈硬化? それとも尿路結石? 【シトロエン・エグザンティア(1996年型)長期リポート#48】

猛暑となったこの夏、エグザンティアの運命やいかに……。

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おまけが付いてきた

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しかし最後のテスト走行で、スピード・メーターが動かなくなるというおまけが付いてきたそうだ……。これは車速センサー内のシャフト破損が原因。念のためアクティバから部品を取り外し、試しに装着して動作テストを行った上で新品と交換している。追加の作業項目と工賃、部品代(※かっこ内に記載)は以下の通り。詳細は例によってギャラリー内の写真キャプションを参照のこと。
※部品価格などは2023年7月時点のもの

無事、スピード・メーターは復活。

・スピード・メーター不動、車速センサー交換 4,800円
(※車速センサー 7,100円)

なおステアリング・ユニットを切り離したため、わずかにハンドルのセンターの位置もずれてしまったのだが、ここは納車タイミングの都合で、残念ながらそのままで受け渡しとなった。運転に支障はないが意外と気になるところなので「じゃ、また今度お邪魔した時に直してくださいね」というと、篠原さんはにやりとしてこう冗談を言った。

「今度って、きっとすぐだよすぐ。どうせまた何か、やらなくちゃならなくなるからさ(笑)」

いやいや、冗談でもそんなのごめんですよ、と僕は返したのだが、このセリフは現実になってしまった……。しかも保険会社のキャリアカーでの緊急搬送である。エグザンティアは最初の年こそなんとか切り抜けたようだが、どうやら2年目は、日本の夏の暑さにほとほと参ってしまったらしい。原因はまだ未着手だった冷却系と、やはり手を入れていないLHM関連のパーツである。前者はともかく、後者は幸い費用がさほどかかるところではなかったのだが……

……負けるもんか。

■CITROEN XANTIA V-SX
シトロエン・エグザンティアV-SX
購入価格 7万円(板金を含む2023年7月時点までの支払い総額は262万6182円)
導入時期 2021年6月
走行距離 17万6876km(購入時15万8970km)

文と写真=上田純一郎(ENGINE編集部) 写真=カークラフト

◆エンジン編集部ウエダのシトロエン・エグザンティア(1996年型)長期リポート連載一覧はコチラ
ヤフオク7万円25年オチのシトロエンの長期リポート連載!

◆ちょっと古いクルマ趣味を愉しむ人たちのリポート一覧はコチラ
ちょっと古いクルマが面白い!

(ENGINE WEBオリジナル)

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