2025.04.30

CARS

EVの屋根開きオープンは斬新体験! 金子浩久(自動車評論家)が5台の注目輸入車に試乗 時代の先取りはこれか?

金子浩久さんが乗ったのは、キャデラックXT4、メルセデス・マイバッハEQS 680 SUV、アバルト500eツーリズモ・カブリオレ、プジョー・リフター・ロングGT、モーガン・プラス・フォーの5台

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今年も乗りまくりました2025年版「エンジン・ガイシャ大試乗会」。各メーカーがこの上半期にイチオシする総勢33台の輸入車に33人のモータージャーナリストが試乗! 

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金子浩久さんが乗ったのは、キャデラックXT4、メルセデス・マイバッハEQS 680 SUV、アバルト500eツーリズモ・カブリオレ、プジョー・リフター・ロングGT、モーガン・プラス・フォーの5台だ!

キャデラックXT4「
丁寧な仕上げ」

今年のENGINE輸入車試乗会の1台目はキャデラックのSUV「XT4SPORT」。予備知識なく少し離れたところから眺めるとどのメーカーの何というクルマなのか想像しにくい。エンブレムも簡略化され、ステッカー以外ボディのどこにもCadillacの文字がない。これはこれで現代的でクールだ。

キャデラックXT4

サイズやプロポーションなどは今風で、ボディカラーが黒だということもあってキャデラックらしさが伝わりにくい。昨年の試乗会で乗った同じキャデラックのエスカレードは個性の塊だったことを思い出した。とても対照的だ。

車内も機能的にまとめられている。メーターと一体化された33インチのLEDディスプレイはエスカレードと同じものだ。とても見やすく、高級感もある。走り出すと、電動化が施されていない2リッター4気筒ターボエンジンが軽快に加速させていく。乗り心地や操縦性なども癖なく良くまとまっている。各部の操作性なども的確だ。極端に走らず、過不足もなく丁寧に仕上げられているモダン・アメリカン・ラグジュアリー。

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