2022.10.09

CARS

証券会社を辞めてポルシェ専門誌の編集者に! 愛する911タルガに19年間乗り続けるオーナーの情熱のポルシェ・ライフとは

2つのポルシェ専門誌に都合28年携わってきた関友則さんが乗る911タルガ(1989年型)。

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930世代のタルガがターゲット

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「もう、ありとあらゆる911に、死ぬほど乗りました。でも30代になってからかな。思い出の911ターボの姿形は変わらず好きだったんですが、タルガが急に気になるようになった。僕らはアメカジで育った世代だからかもしれませんが、西海岸で撮られたタルガの写真が、すごく格好良く見えて。タルガはルーフからテールのラインが普通のクーペと違って寸断されていますが、その、ちょっと取って付けたような、ヘタウマな感じが気になりだして……」

必然的にターゲットはあの911ターボと同じ、いわゆる930世代のタルガに決まった。結婚し、女の子と男の子、2人の子供に恵まれたこともタルガ購入を後押しした。経済的に2人が大きくなったら買えない、今しかない! どうしても欲しい! と毎日写真を見せてプレゼンし「そこまでいうなら」と、ついに家族の了承を得る。しかしタルガは数が少なく、捜索は時間がかかった。

「下の子が生まれてすぐ探し始めたのに見つかったのは1年後。駐車場の少ないエリアに住んでいたので、一度契約を解除したら見つからないと思って、11 年乗ったゴルフを手放してから10カ月間、まだ見ぬタルガのために駐車場代を払いました」



最初に見つけた青いメタリックのタルガはクーラーがなく断念。次に出会ったイエローのタルガは購入寸前までいったが、オーナーが親の形見ということで悩み、売却に至らなかった。しかし2004年春、旧知の専門店から「関くん、入ったよ」という電話があった。駆けつけると、真っ黒のタルガが待っていた。内外装オリジナルのディーラー車で、最終型の89年モデル。タルガは当時不人気で荒れた状態の中古車が多かったが、驚くほど程度も良かった。

「どんな911に乗った時より感動しました。これぞ僕の911、このためにがんばってきたんだ、って」

とはいえこれはファミリー・カーでもあるから、事前にちゃんと家族4人で見に行ってから購入を決めた。幸いタルガは“クロさん”と名付けられ、関家のみんなに愛される。運転席に座るのはもちろん関さんだが、その後ろに5歳のお嬢さんを座らせ、その隣に奥様が、そして助手席に付けたチャイルド・シートに1歳の息子さんという配置が家族の指定席になった。助手席は奥様のためにできるだけ前に出すので、隣で小さな足がぱたぱた動いてダッシュボードに当たっていたと、関さんは目を細めて当時を振り返る。

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