RX-7、シトロエンBX、ジャガーXJ6にポルシェ911とベンツC200
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ちょっと古いクルマとの日常を楽しんでいるジャーナリスト、渡辺敏史、島下泰久、藤原よしおの3名と、エンジン編集部のムラカミ、アライの2名がそれぞれのちょっと古いクルマを持ち込んでの座談会。それぞれのちょっと古いクルマ事情と楽しみ方を語った。一生ものの2001年型マツダRX-7タイプRバサースト、1989年型シトロエンBX16TRS、1987年型ジャガーXL6 4.2を取り上げた前篇に続いて、今回は編集部の996型のポルシェ911カレラ4S、ちょっと古くなる直前の2011年型メルセデス・ベンツC200ステーション・ワゴンを取り上げながら、RX-7やシトロンやジャガーのパーツ事情、それぞれの楽しみ方を語り尽くします!◆盛り上がること間違いなし!!「ちょっと古いクルマを楽しもう座談会」【前篇】はコチラ!!ポルシェ特集の時に買った911!村上 そして僕が乗ってきたのは、長期レポート79号車。05年型のポルシェ996カレラ4Sです。17年にポルシェ特集をやった時に「エンスーの杜」で見つけて買いました。
藤原 編集部御用達(笑)。村上 8万km走行で340万円。今思えば適正価格だったね。島下 05年にもまだ996があったんですね。村上 そう、すでに04年に997がデビューしてたけど、カレラ4Sだけは作ってた。ポルシェってモデルイヤーの最後は7月でしょ。これは7月に生産されたまさに最後のモデル。実は僕の987ボクスターは3月に日本で登録されてるので、この996よりも古いんです。藤原 結構乗ってますよね。村上 買ってから4万km、ほぼ毎日のように乗ってます。確かに大きな故障はないけど、小さなことはたくさんありますよ。一番最近で言うと右フロントのドライブシャフト・ブーツが破れて交換。その前は燃料ポンプが壊れたり、ウインカーレバーがリリースしなくなったりね。あと面倒なのは車高が低くて顎を擦りやすいこと。段差があるところは気をつけてもシャッと擦っちゃう。幸いプラ製で3万4000円で手に入るから消耗品と諦めて何年かに1回取り替えるしかないんだけどね。渡辺 今996の左のMTで、ある程度しっかりしたものなら乗り出し500万円は覚悟だから、お買い得だったと思いますよ。村上 値段もそうだけど、大事なのはそれ以上の楽しみをもたらしてくれるか否か。ポルシェって最新は最良って言い続けてきたでしょう。確かに992は素晴らしいけど、911濃度の濃さでいうと996って相当濃いよ。ドーンってトラクションかかる時なんか、これぞ911!って思うもんね。島下 ところで藤原さんのは?藤原 これは“ちょっと古い”じゃなく“ただの古い”クルマ。11年型のC200ステーションワゴンです。
渡辺 204系は良いよね。サイズは絶妙だし、ベンツっぽさもあるし。アシを考えるとき常に候補にあるよ。でも最近下げ止まっちゃったなぁ。藤原 遊びで持ってるフォーミュラカーをトレーラーに積んで運びたいって野望があって、FRのトルコンATのワゴンが欲しかったんです。さらに我が家の駐車場事情を思うと全長4.5m前後が望ましい……なんて探していくと3シリーズかCクラスしか選択肢がないんです。荒井 またエレガンス・グリルってのが良いよね。村上 この頃のCクラスまではアナログ感があって、いつまでも乗れる気がするなぁ。藤原 街の修理屋さんでもなんとかなるし、台数も多いから部品も安い。他に手間かかるクルマばかりなので、丈夫なのは助かっていますね。
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